https://www.facebook.com/events/1025813564140812/
パリの日本人宿で出会ったかとまささんが講演会を開くということで行ってきました。
名工大の大学院の方の世界一周講演会。
しかも協賛は総合資格学院さん。
さぞかし、建築に特化したお話が聞けるんだろうな〜わくわく。
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かとまささんの世界一周の講演会
【拡散希望】来る7月8日18:00より大同大学にて「かとまさの世界一周旅行記」と題しまして僕の一年間の世界一周の軌跡をどーんとお話しさせていただきます!https://t.co/XBwyujdZdi
— KATOMASA☆世界一周@NY (@tubejmassa) 2016年7月1日
詳細はこちら! pic.twitter.com/qLEvIB42bp
僕がこのお知らせを聞いたのが6月下旬。
facebookを通じてかとまささんにイベント招待していただきました。
このフライヤーを見て初めに感じたこと。
- フライヤーがおしゃれ:数々のプレゼンを乗り越えてきた建築学生の「魅せる」力はすごいな。ごちゃごちゃしているように見えてすごくまとまってる!
- 時間が長い:1時間半喋りっぱなしは中々みたことないです。
- 協賛が総合資格学院:協賛をもらって世界一周講演会できるとかすごい…
これは行くしかない!
と、バイトのシフトを代わってもらう人を探しました。
初めての大同大学
18時からの講演会なのですが、僕は17時半には会場に着きました。
受付を済ますと、
総合資格学院の人「このアンケートに答えていただくと、本をプレゼントしますよ」
この本をもらいました。
(総合資格学院さんすげえ)
講演会スタート
30分前に着いた僕がスタッフ以外では初めてのお客さんで、そこから10分ぐらい誰も来なかったのでお客さん僕だけなんかなって焦ってたけど、直前になだれ込んできて結局30人ぐらいは集まってたんじゃないかな。
そんなこんなで講演会スタート。
バックパッカースタイルを知らない人たちにどんな格好で旅をしていたかをレクチャーするかとまささん。
世界一周のきっかけ
かとまささんが海外に興味を持つきっかけになった出来事が2つ
- 小学生時代に授業で調べたフィリピンの「スモーキーマウンテン」
- ビレバンに売ってる「海外ブラックロード」
この2つから海外に興味を持ち、世界一周を夢見ていて、大学院入学をきっかけに世界一周に出たとのこと。
台湾
「旅」というものが分からず、普通の観光客のように観光地をうろうろしていた。
台湾は旅をするにも旅行するにもめっちゃイージーなので、初めての海外旅行にも、世界一周1カ国目にも激おすすめ。
僕からも台湾はめっちゃおすすめです。
香港
重慶大厦というビルにあるドミトリーの宿に初めて泊まる。インド人や、パキスタン人の友達ができて、ちょっと旅感が出てくる。
マカオ
香港は元イギリスの植民地、マカオは元ポルトガルの植民地。とても近い場所にあるのに、街並みが全然違う。
中国
広州に行き、ニューヨークでインターンをしていた時の先生に現地の学生を紹介してもらい、ザハ・ハディド設計のオペラハウスの前でお酒を飲む。
この時に初めて海外で酔いつぶれる→とても旅っぽい!
ベトナム
今までの東アジア圏とは趣向の違った街並みや食文化になる。
カンボジア
初めて日本人宿に出会う。
今までは、外国まで来てなんで日本人と話さなあかんのや!と思っていたけど、海外の日本人宿とかで出会う日本人は確実に旅好きなので、仲良くなれる。
ここまでは、サクサクっと進んでいって、1時間半で世界一周のことを全部話そうとすると、このペースになるんだなー
と思ってました。
タイ
バンコクのカオサンロードで沈没する。
昼まで寝て、ローカルな屋台でご飯を食べて、街をうろうろして、夜は友達と遅くまで飲んで…
という生活を3週間ぐらい続ける。
沈没しながらも、インドビザを取ろうとして、インドビザセンターの前の大きい道路を横断中に原付に轢かれ、血まみれになりながらインドビザを申請したらインドビザが取れた。
実は僕もバンコクでインドビザ取ったんです。
インドビザが取れたので、シンガポールを目指して適当に南に電車に乗って、気になるところで降りて、適当な島に連れて行ってもらう。
それが「リボン島」
現地の人の家に泊めてもらいながら、原付に乗って観光するけど、
ムスリムの島なので、お酒がない。
夜はヤドカリを投げて遊ぶ。
聞こえるのは、波の音と鳥の鳴き声とヤドカリの足音だけ…
本土に帰ってきて、wifiを探していると、現地の人にご飯をおごってもらう。
夜中3時の電車に乗るために夜は駅で待ってる。
と言ったらその人がその村で1番高級なホテルを借りてくれる。→とんでもないおもてなし。
マレーシア
かとまささんの大学に来ていたマレーシアの大学の学生と再会。
課題終わりのパーティに一緒に参加させてもらうけれど、イスラム教なのでお酒がない。
でもめっちゃ盛り上がってる。(中学生の時とかはお酒なくても騒いでたよね?そんな感じ。)→お酒ってなんだ。
世界で6番目に美味しいと言われている「羅漢果龍眼冰糖」という飲み物がマレーシアにあって、死ぬほど甘くて美味しいので…
作ってきました。
かとまささん作「羅漢果龍眼冰糖」
シンガポール
マーライオンが工事中だった。
スリランカ
生まれて初めてピストルを向けられた。
トゥクトゥクに乗った人が銃を向けて走って来て、かとまささんの前で停まり、現地の言葉でカツアゲをしてきた。
でも、かとまささんは怖くて震えていたら、その人は笑ってどこかへ行ってしまった。
最低限の対策はできるけど起きるときは起きる。
でも、スリランカは大好き。
- 海がすごい:小さな島なので、ビーチがたくさん。
- 自然がすごい:崖の上からの絶景。
- 歴史がすごい:昔の王様が岩の上に王宮を建てた。
- 鉄道がすごい:沿岸部を鉄道が走ってる。
ジェフリーバワ(スリランカの建築家):シンガポールのイフィニティプールのような建築。
でもカレーしか食べない。本当にカレーしかない。
インド
ハンピには変な形をした大きな岩がたくさんあり、その間に緑があったり、寺院がある。
この自然と一体化したい。→瞑想
瞑想するかとまささん。
みんなで一緒に瞑想しましょう。
- まずは1秒吸って、8秒吐く呼吸をして、お腹の中の空気を毎回空っぽにする。
- 次に目を瞑ってできるだけ何も考えないようにする。
- そのままで何時間も瞑想。
- 瞑想を終えて、目を開けたときに、目の前の絶景が一気に入ってくる。
そこがいいそうです。
ハンピからバラナシに電車で行こうとしたけど、電車のチケットを直前まで宿の人が買ってくれなかったので、ジェネラル(現地の人が乗るすごく安い座席)に乗ろうとしていたら、駅員さんに500円で寝台の方に入れてやる。と言われて払ったけど、入れたのは入れたけど、席がなくて床で寝ていた。
バラナシはガンジス川が流れているが、めっちゃ汚い。沐浴したら謎の感染症にかかった。
高熱のままデリーの病院に行ったけど治らず、マナーリに行って◯◯◯。◯を吸って感染症を治した。
マナーリからチャンディガールに行くバスが今までの旅で一番辛い移動だった。
インド人がいっぱい乗っているバスが舗装されていない道をすっ飛ばす。
チャンディガールはコルビジェが都市計画をした街。
深夜3時にチャンディガールに着いて、宿まで歩いていると、警察に職質される。
かとまささんは大丈夫だけど、友達がマナーリからだめなものを持ってきていたので、見つかりそうになったけど、見つかる直前に警察のお偉いさんが登場してなぜか職質が止まった。
たぶんあそこで見つかってたら牢屋に入ってた…
キルギス
めっちゃ日本人に似てる。
元は同じ民族だったんじゃないかと言われるぐらい似ている。
でも、キルギス人は違う民族と交流をしない文化なので、看板に友達募集と書いて立っていたらロシア人の友達ができて、文化を教えてもらった。
看板を持つかとまささん
ここで予定時間の19時半になってしまう。
質疑応答を潰して20時まで話すことに。
(キルギスから何カ国がすっ飛ばし)
イラン
日本ではイランイラクは危ない。というイメージがあるけど、イランは大丈夫だと聞いて、イランに行くことに。
イランはペルシャ模様の建物があったり、イスラミックな幾何学模様の窓があって綺麗。
また、塔の上に遺体を置いて風化させる「風葬」があり、それを鷹が食べにくるので「鳥葬」に発展した。
(時間の関係上すっ飛ばし。)
モロッコ
シャウエン: 青い街。街全体が青く塗られている。
サハラ砂漠:ベルベル人という民族に砂漠を案内してもらう。
ウルグアイ
トルコで出会ったウルグアイ人の友達に会いに行く。
2万円のトランペットを買う。
アルゼンチン&チリ
パタゴニアでペンギン、ペリトモレノ氷河、フィッツロイを見る。
氷河湖に入って、謎の感染症にかかる。
ラパヌイ(イースター島)
「タパティ」というお祭りに参加。
モアイ像を目当てでイースター島に行くとがっかりするので、モアイ像はおまけと思って行った方がいい。
ボリビア
ウユニ塩湖で瞑想。
ペルー
アマゾン河流域のイキトス:陸路で行くことができない最大の街。他の地域から文化が入ってこないので独自の文化が発展している。
ベレン地区というスラム地帯があり、500円で現地の人に案内してもらった。
アマゾン河の水高が雨季と乾季で何メートルも違うからそれに対応するために、高床式の家と浮いてる家がある。
アマゾントレッキング中に野生の芋虫を食べて血便が出る…
キューバ行きの飛行機が朝の5時だったけれど、起きたら5時。
絶望していたら、アヤワスカをしなさい!と長老に提案される。
アヤワスカのくだり(書いていいのかわからないので省略)
キューバ
超楽しんだ!
僕はキューバで警察に連れてかれました。笑
最後に
世界一周で価値観が変わったりはしなかった
→自分の持っていた軸がより図太くなった!
予定時間を40分過ぎて世界一周の講演会が終わりました。笑
元々予定されていた質疑応答の時間は取れないので、交流会の時間に質問がある人は各自聞いてくれとのことです。
講演会の感想
けんけんという大同大学の建築サークルが主催
建築士の資格学校の総合資格学院さんが協賛
建築の大学院生が講師の講演会で
お客さんもほとんどが建築学生
なのに、建築の話あんまりしてなくない?笑
すごい面白かったし、真面目な建築の話よりこっちの方が楽しかったけど
全然建築の話をしないことにびっくりしました。笑
僕も20人ぐらい相手に10分ぐらいだけだけど2回世界一周の話をさせていただく機会があったのですが、こうやって何時間も自分の話をすることはないので、すごいうらやましいです。
呼んでくれたらいくらでも話しますよ!笑
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交流会
交流会は元々参加費500円とのことだったのですが、総合資格学院さんの協賛のおかげで無料になりました。(総合資格学院さんすごい)
交流会は全然期待してなかったのですが…
世界各国のビールがたくさん用意されていて、かとまささんおすすめの世界の料理も作られていました。
テーブルに並ぶ世界各国のビールなど
すごくないですか?
こんなにビールがいっぱい用意されているのに無料なんです。(総合資格学院さんすごい)
そして、かとまささん自前のウイスキーなども持ってきていただきました。
どこかのウイスキー(忘れた)を持つかとまささん
でもこの時点で8時半になっていて、この会場が9時までしか使えないので、とりあえずみんな何も持たない状態で乾杯。
サルー(スペイン語で乾杯)
交流会で話した感じほとんどの人がどこかしらの建築学科の生徒でした。
僕の大学の大学院を受けた子とか
塾の生徒の同級生とか
なにかしらのつながりがある人がいて楽しかったです。
交流会の途中に
総合資格学院さんから旅に関する本のプレゼントがあります!
と何種類かの本が入った段ボールが運ばれてきたので、
これをいただきました。
(総合資格学院さんすごい)
9時に会場が閉まるので、会場を移動して2次会もして、終電で帰りました。
最後に
めっちゃ満足でした。
バイト休んだ価値ありました!
そして、こういう講演会は協賛をもらうとすごく豪華な会にできるんやな。
いいなぁ…笑
(僕もしたいなぁ…)
参考になる本のプレゼント、豪華なビールやお菓子類の協賛をしていただいた総合資格学院さんのホームページはこちら!
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